久しぶりの更新です。今日はグラ干しです。

グラ

 ノロゲンゲの一夜干しですが、僕の町では人気のある魚?のひとつです。(僕の町ではグラと呼んでいます)一昔前はかなりローカルな魚で他府県から来られた方たちが気持ち悪がる魚であったのですが、近年ポピュラーになりつつあり、よって価格も3倍近く値上がりした魚です。「はたはた」か「グラ」かな~んて声もチラチラ聞こえてきます。僕はこのグラ干しよりも グラ汁 が、どんぶり茶碗一杯でも食べられるほど大好きでこの魚があればいつも作ってもらいます。写真はないのですが、醤油ベースの澄まし汁系かなぁ・・・美味しい。これは好みが合って嫁さんとは意見が合いません。正直作ってもらった時は殆ど僕一人で食べています(笑)。次は出来上がった写真を載せたいと思います。

肌寒い日が続きます。魚も少ないし、記事ネタもないし・・・で今日は僕の町にある洋食屋さん(和洋折衷でっせ)の刺身盛を紹介します。

どうですきれいに撮れているでしょう?(僕の友達の写真家 山崎君に撮って貰いました)じゃなくて、美味しそうでしょう。天然鯛とアオリイカ(秋イカですね)の盛り合わせ。色々なパターンで食べていただけるように盛って頂きました。

この刺身は普通にメニューに載っています。他には肉料理(これが本業かなぁ)、地元で獲れた地魚定食、魚料理、この時期はカニ料理‥色々取り揃えて僕たち地元の人を楽しませてくれています。僕なんかは時々即興の料理をお願いして食べさせていただいています。(最高ー)

肝心のお店の紹介を忘れていましたが、こちらのお店は「味工房 ひさみ」さんです。僕の兄貴分みたいな方で男気のある人です。熱烈な阪神ファンなのが玉にキズですが・・・。お宿もロケーションの良い別な場所でされています。興味のある方はホームページを見てやってください。

http://www2.ocn.ne.jp/~hisami/

です。

ちょっと近頃ネタが不足気味(´п`)困ったものだ。最近のネタはメジャーなものばかりで面白みが無いし・・・う~ん・・・どうしよう。気持ちが悪い物体はあるんだけれど魚じゃないしなぁ。近頃こんな事ばかり考えています。(サボっているだけかもしれない)

今度はネタに困ったら魚の局部だけを撮ってクイズにでもしてみよっかなぁ。

お久しゅうございます。本日ご賞味いただく品物は「若狭カレイ」の干し物でございます。別名「若狭の笹カレイ」とも呼ばれるカレイでカレイの干物では上級に位置する干物です。

笹カレイ

身質は上品で甘味が有りしっとりとした味わい。余り焼き過ぎないようにする事が美味しく食べるコツではないでしょうか。タイトルにもございますように「ヤナギムシカレイ」・・・これは鰭が柳のような感じでしかも虫が食ったようであるためにこの様な名が付いたといわれています。上品な味わいとはかけ離れたコメントで申し訳ございません。通常より高値で売買されるこのカレイ、一度は食してみたいですね。

イスズミです。本日水揚げされた魚の中に発見。


青みを帯びた体色に橙黄色が縦帯する姿は美しい。イスズミ


グレに良く似た容姿だが美しさの点で言えば足元にも

よらない。


幼魚の時は流れ着いた藻やブイについて生活し小甲殻類を主食とするが、成魚になると底生性となり小型の底生動物や渇藻類を食べる。


気になるお味だが、夏場は独特の強烈な磯臭さで食べるには値しない(客観視をして)。冬場にはその磯臭さが減り味も良くなるが<わたくしとしては>ノーサンキュウ!だ。


補足だが和歌山県では鍋物として、大分県では「焼ききり」(カツオのたたき・・・に似た料理法)として珍重されるらしい。(地域性だろう)


グレ(メジナ)よりも引きが強いことから、釣りの対象魚として釣り人に人気があるらしい。

昨晩、ビールを片手に宮津産の天然トリ貝を堪能しながら書いた記事がアップされていなかった。今日、自分のブログをみてこれはイカンと思い書き直しの作業(_ _)


一日遅れましたがこれが ↓ 宮津産の天然トリ貝です。左のものがそうで右のものが普通一般におすし屋さんでニギニギされているトリ貝です。一目瞭然で大きさの違いが判るでしょう。身もぶ厚く甘味が有り、かみ締めればかみ締めるほど味がでてきます。


昨年度はこの宮津のトリ貝は不漁で獲れませんでした。しかし、今年は資源育成に取り組まれた方々の努力のおかげで豊漁となり市場に出回る運びとなりました。価格は初値が高く付きましたが徐々に下がり、私どもが想像していたものよりも安くなりました。っと言っても一枚千円ちょっとはするんですが・・・。

いつもはお使い物にしていたものですが今年は食べてやろうと奮発をして食べちゃいました。

おいひ~い!(美味しい!)・・・言葉になりません。肉はぶ厚く、ほおばると甘い肉汁が口の中に広がりのどを通り過ぎる時には幸せを感じてしまうほどの感動が後から後から・・・大袈裟ですね(_ _)・・・しかし、グルメで通られておられる方々はわかっていただけると思いますが  美味しいものは美味しい! ですよね。

禁漁から1週間あまり過ぎてしまいましたがだんだん漁が減ってきて高くなってくると思いますし、食されておられない方は夏休み前には食べられた方が良いですよ。食べられた事がない方、本当にうまいっす!よ。

Vol.45が抜けていました(^^;)ヽ

今日はコショウダイです。タイとクロダイを足して2で割ったようなこの魚、体色は灰色で背びれ側に黒いコショウ状の斑点が有ります。

コショウダイ      コショウダイ アップ

口は鯉のようにたらこ唇でちょっといやらしい感じがしますが目はぎょろりとして口と目のアンバランスが気持ち悪い (´Д`) 

見た感じは草食系?て感じがするんだけれど実際は甲殻類を好む結構ワイルド系だったりするんです。気になるお味のほうはあっさり脂のないイシダイとタイを足して割ったような身質です。


個人的見解(好み)・・・好きじゃないです。理由は見た感じが気持ち悪いから(´Д`) あぁ~



キス

今日はシロギスの写真です。時期になると腕に覚えのある釣り人たちが砂浜に集まってきます。狙いはこのシロギス。僕は本キスと呼んでいますがキスといえばこのキスを皆さんは想像をするでしょう。身は蛋白で刺身、塩焼き、天ぷらなどで食されています。

白キス

大きいもので30cmもの大きさになり、今のような暑い日に刺身で食べると美味しく感じられます。近頃では砂浜から釣れるキスも少なくなっています。環境が変わってきているせいでしょうか。このように漁獲が少なくなってきている魚が増えています。悲しい事ですねm(_ _)m



今日はスズメ貝の紹介です。僕の港ではスズメ貝、本バイ貝・・色々呼び名のある貝です。正式名はバイだけなのですが、バイ貝と呼ばれている貝は他にあるので本バイもしくはスズメと呼んでいます。見たとおりスズメ色をしているからではあるのですが正直適当に呼んでいると思われます。


スズメ貝

食べ方は普通に売られている白いツブ貝と同じようにして食べるのですが、このバイ貝はアクがあるので調理する前には塩などを入れてかき混ぜてアク(ヌメリ)を取ります。結構なアクが出てきますよ。それから一度塩茹でをして甘辛く煮付けます。身は硬めでお酒のあてなどに最高です。


                      トビウオ

夏を連想させる魚の一つです。その名もご存知・・・トビウオ!読んで字のごとく飛びます・飛びます・飛びます。この魚が獲れだすと気持ちが夏に向かいます。獲れて間もないトビウオは体色がエメラルドグリーンかかった青色でどんな宝石にも負けないような美しい色をしています。時間がたつと共に暗い色になり最後は紺色になります。獲れたての魚は美しい。トビウオは中でも1,2を争う美しい魚です。

食べるには刺身、フライ、タタキ‥色々な食べ方がありますが、疲れているようなときはトビウオの団子汁・・これが一番!トビウオの身をたたいてミンチ状にし、味噌や卵黄、しょうが等を入れ団子にし、トビウオの骨で出汁をとったお湯にお味噌とネギそして団子を入れ熱々を食べると体に力が入ります。皆さんも、ばて気味なときは試してみてください。